鑑定書・鑑別書・保証書

鑑定書

鑑定書はダイヤモンドの4Cなどの”質を評価”したものです。
(無色ダイヤの場合0.08ct以上のダイヤにしかつけられないので、ハーフエタニティのような小さなダイヤがたくさんついているジュエリーには鑑定書はつきません。)

〈鑑定書例〉
宝石鑑定書

たまにテレビ番組などで「○○鑑定」と言うのがあります。
お宝の価格をプロが評価していますよね。

しかし宝石の世界では、「鑑定」とはあくまで「鑑定機関がダイヤモンドの質を評価する」事のみをいいます。

そのため、ルビーやサファイア等の、色石には鑑定書はつきません。
ダイヤモンドの質の評価なので価格の評価でもありません。

「鑑定書がついている」だけでは「質の高いダイヤ」ということになりません。

書いてある内容を確認して、高品質かどうか判断します。
また、「鑑定書の評価が同じ」だから、どの宝石店でもだいたい「同じ価格」とは限りません。

同じ鑑定機関の鑑定書、同じ評価のダイヤでも、いくらの価格を付けるかはそのお店の自由なのです。

鑑定機関

日本鑑別団体協議会(AGL)には現在19社が加盟しています。
その鑑定書を発行する鑑定機関なのですが、代表的な機関としては下記の3つがあげられます。

  • 中央宝石研究所
  • AGTジェムラボラトリー
  • GIA(米国宝石学会)(AGL非加盟)

中央宝石研究所はグレーディングレポート(鑑定書)の発行部数から言えば世界最大です。
日本でも、北海道から沖縄までNO1のシェアを誇っています。

しかしそれだから、一番権威があると簡単には言えません。
権威と言う意味ではGIA 米国宝石学会でしょう。
AGTはGIAの出先機関としてGIA JAPANと言っていたのですが、GIAが日本で直接鑑定業務を行うようになったので、AGTと言う名前になっています。

*鑑定基準はAGL内で統一されている。ただし、AGL加盟の鑑定機関で同じダイヤモンドが違った鑑定になることは稀にあります。

*婚約指輪のダイヤには上記3社の鑑定が多いのですが、消費者にデザイン中心で選ばれるようなもの(例えばスリーストーンのネックレスなど)にはAGL加盟以外の鑑定がつくことがあるようです。

鑑別書

鑑定書は色石には付けられませんが、本物かどうかの証明の「鑑別書」を付けることはできます。
人工的な放射線処理が行われていないかどうか、なども記載されます。

〈鑑別書一例〉
宝石鑑別書

ダイヤモンドにもつけることができます。

例えばシンドバットでは婚約指輪の脇石にピンクダイヤをセットした場合、そのピンクダイヤが「放射線処理されたものではなく、天然のもの」という証明のために付けられることがあります。

※ピンクダイヤなどのカラーダイヤは無色ダイヤに放射線処理で、色を変えたものが多く出回っています。

鑑定書と鑑別書の違い(どちらがいい?)

つまり、両者の主な違いは
「ダイヤモンドの質を評価したものかどうか」
「本物かどうかのみ評価しているか」
「ダイヤモンドのみに付けられるものか、色石にもつけられるか」

ということです。

例えば婚約指輪のセンターストーンのようなダイヤモンドには、通常鑑定書がついています。
これが「鑑別書」であれば、鑑定機関が発行しているとはいえ、ただ「本物ですよ」と証明しているだけであって、質の証明は一切していません。

保証書

たまに、SINDBADのお客様から
「保証書は無いんですか?」
ときかれます。

確かに、お店によってはこういった保証書をつけているところがありますよね。

宝石保証書

これ、よく読んでみると分かるのですが、
「K18 ダイヤモンド ベビーリングお買い上げ品の品質を保証します。」

どんな品質かというと、この商品の金属は「K18」石は「ダイヤモンド」ということで、、、
つまり、「偽物ではありません」ということだけなのです。
K18はあくまで金属の種類、「ダイヤモンド」は本物だけど、高品質かどうかについては一切触れていません。つまり、低品質のものにも付けることができるのです。
「偽物ではありません」というのは、ごく当たり前のことなのですが、それを鑑定機関ではない宝石店が独自に印刷した「保証書」のなかで、わざわざ書いているだけなんです。

宝石店によってはこの保証書にアフターケアについて記載している場合もありますが、宝石の質について証明しているものではありません。

menu

ピンクダイヤモンド
鑑定書、鑑別書、保証書
ダイヤモンドの4C
プラチナと18金