ペンダント – パライバトルマリン(0.379ct)
私が今迄扱ってきたパライバの中で色の濃さ、強さは一番かもしれません。ぱっと見の色の比率はブルーが65%、グリーンが35%で、両者が濃く混ざり合って見る者に強いインプレッションを与えます。酸化銅(CuO)が4.12%と言う希に見る十分な比率であることがその原因でしょう。勿論、バターリャ産特有のインクルージョン(内部キズ)はありますが、これだけ色の良いパライバはルーペで粗探しをするものではないことはご理解いただけるでしょう。
ちなみに、このパライバの色を例えるならば白神山地にある十二湖の一つ、青池でしょう。色の濃淡が時間帯によって変化する青池の様に、このパライバも光の加減によって異なる表情を見せてくれます。
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