SINDBADでは結婚10周年の記念日に贈るスイート10のダイヤモンドジュエリーや、日頃の感謝や心からの気持ちを伝えるためのギフトジュエリーをご用意しております。
もともとのスイート10ダイヤモンドは、旦那様が愛する奥様へダイヤモンドが10個セットされたジュエリーを贈るというものでした。近年では時代の変化から結婚10周年の贈物も多様化しており、当店のお客様も様々な種類の贈物をお求めになられています。以下では、それらを3つに分類してご紹介します。
何と言っても定番はダイヤモンドが10個セットされたジュエリーで、特にネックレス(ペンダント)がよく選ばれます。これは結婚の際に婚約指輪を買って指輪はもう持っているから、という方が多いからです。
ダイヤモンドが10となるとどうしてもお値段が張るようになってしまいますが、SINDBADでは5万円程度からの本格的なアイテムをご用意しております。
ダイヤモンド10個で合計0.1ctのペンダント。小ぶりですが、ひと粒ひと粒が厳しい選別を経たこだわりのダイヤモンドです。ヘッド部分がプラチナ900、チェーンがプラチナ850で素材にもこだわりました。
ダイヤモンド10個で0.45ctのペンダント。結婚も10年目となり女性としての深みが増してくると、ある程度主張のあるアイテムが似合うようになってきます。妖艶さを演出する胸元のアイテムとして、0.5ct前後のペンダントは高い人気を誇っています。
4つのダイヤモンドで合計0.095ctのペンダント。10個のダイヤモンドをあしらっているわけではありませんが、シンプルなデザインを好む方からは記念日の贈物として好評です。素材はK18 イエローゴールド。
ダイヤモンドに加えて、自分たちらしさを表現できる宝石をアレンジしたいというお客様がここ数年で増えてきております。どのような石をアレンジするかはカップルごとに様々ですが、ご家族様の誕生石ををチョイスして、ファミリーペンダントとなさるカップルもいらっしゃいます。
また、スイート10だからといって、必ずしも宝石が10石でなければならないという訳ではありません。スイート10の贈物を選ぶためにふたりで来店されたとあるご夫婦を例に挙げると、最初はスイート10のコーナーをご覧になっていましたが、奥様の方がふと目に留まったネックレスを指して「やっぱりこれがいい」とおっしゃったため、通常のギフトジュエリーを選んでいかれたことがありました。結婚10周年をお祝いするにあたり、形式も大切ですが、最終的にはおふたりで納得できるものを選ぶのがいちばんだと思います。
4つのサンタマリアアクアマリンと6つのダイヤモンドでクリスマスに飾るリースをモチーフにしたペンダント。アクアンリンは3月の誕生石で、中でも色の濃い最上級のものはサンタマリアアクアマリンと呼ばれています。
ダイヤモンド4石と、7月の誕生石であるルビー6石を大胆に縦に並べたペンダント。イエローゴールドとの相性が良いことに加えて、ひとつひとつの石のサイズが異なっていることで遊び心のある仕上がりとなっています。
スイート10を買いに来られたはずのご夫婦でも、最終的には別のものをお買い求めになることがしばしばあります。特に、奥様の誕生石がサイドストーンになりずらいものの場合には多く見受けられます。写真は1月の誕生石であるガーネットの中でも、紫が非常に強いグレープガーネットと呼ばれる変わり種を据えたペンダント。
「スマ婚」という言葉が広がり始めた昨今では、結婚にかかる費用を抑えるため婚約指輪をお買い求めにならないカップルが増加しています。ブライダルジュエリーを扱う身としては少し寂しい話ですが、2000年代に入ってからはSINDBADでも「結婚指輪だけ」という夫婦が多く見受けられるようになってきました。
一方でここ数年では、「結婚の時には買わなかったから、10周年の記念に婚約指輪の代わりになるものが欲しい」と言って当店を訪ねられる方も増えてきています。先日当店にいらっしゃった男性の方は「結婚当時は経済的な理由で買ってあげられなかったが、結婚10周年を機に妻に2度目のプロポーズをする」と仰ってダイヤモンドと奥様の誕生石をアレンジした婚約指輪をお買い求めになりました。
結婚記念日は夫婦にとって特別な日です。時に、今から10年以上前に「モノより思い出」というキャッチフレーズのCMがテレビで流れていたことがありましたが、「思い出をこめられるモノ」を大切な人に贈れれば、それ以上に素敵なことはありません。SINDBADはそんな素敵な夫婦のあり方を応援できる存在でありたいと考えています。
スイート10に贈る指輪といえば、アーム部分にダイヤモンドを嵌め込んだ「エタニティリング」が定番です。左右に5個ずつと、0.3ctのセンターストーンで11個のダイヤモンドがセットされています。
一見すると普通の婚約指輪ですが、サイドに2つまで石をセットできます。写真はお互いの誕生石をセットしたいというご要望を受けてつくられたリングで、ピンクサファイア(9月)とアクアンリン(3月)が仲睦まじく寄り添うように配置されています。
中石のピンクダイヤは鑑定書の上では”LIGHT PINK”と呼ばれるカラーグレードで、上品にピンクを感じる色味です。あまり濃い色は好きではないけど、角度を変えるとわずかにピンク味を感じるこの色が好きという方は結構いらっしゃいます。
ピンクダイヤを囲むのはカラーレスのVSクラスのメレダイヤ。デザインは指が長く見えるV字ライン。しっかりとプラチナを使って価格以上の価値が十分にあると思っています。
いかがでしたでしょうか。「スイート10として贈るアクセサリーはダイヤモンドが10個セットされたもの」というのが世の中的な風潮ですが、実際にはカップル毎に様々なケースがあることをご理解いただけたのではと思います。
更に言ってしまうと、旦那様が奥様へ贈物をするタイミングは結婚10周年に限りません。スイート10はいわば口実であり、パートナーを喜ばせたいと思い何かをすることは、いつだって歓迎される行動です。それが思い出と一緒にカタチに残るもののプレゼントであれば、更に素敵だと思いませんか?
最後に、長年にわたり多くのカップルに接してきた宝石店の店主としての私見を述べますと、夫婦の関係というものはバランスが大切です。素敵な贈物を受け取った奥様も、旦那様を喜ばせることを忘れないでくださいね。
結婚記念日やふたりにとって大切な日に大切な人を笑顔にさせたいとお考えの男性の方、プレゼントを選びあぐねている男性をそれとなくリードしたいと考えている女性の方は、下のボタンを押してみてください。